幼き自分の手を引いて - 性的虐待の心の傷を乗り越えて

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幼き自分の手を引いて - 性的虐待の心の傷を乗り越えて

 ずいぶんと前から性に関する記事を書いてきました。
  
 その間に、いろんな人の相談や誰にも言えなかったという告白を聞いてきました。
 かなりの人数です。少ない数ではありません。

 性的不感症や性交痛、性交への恐怖・嫌悪、などなど、
 性行為に悩みがある女性は多くいます。

 性行為をうまくいかせない原因に「心の傷」があります。
 心の傷のせいで思うように身体が動かない、心が冷える、快感がない、怖くて出来ない、…。
 どうして心に傷が出来たのかは人によって様々ですが、
 幼い頃の性的な虐待が大人になっても影響し続けている人は多くいます。


  
 その心の傷を無くし性行為をうまく出来るようにする良い方法というのは、なかなかありません。
 それでも、記事が何かのきっかけになればと書いてきました。
  
 以下の内容も、もうずいぶん前に書いた物です。
 
 
 幼い頃に大人から性的な辱しめを受けたレズビアンの女性に関する『幼き自分を抱きしめて』という題名の記事を前回掲載しました。
  
 
 私は、
 人って、一生、子供の頃の自分の手をつないで生きていくように思うのです。
 何かを思う時、隣りを見れば幼い時の自分がいる。 
 つないでいる手は決して離す事が出来ない。
 
 もちろん、実際に子供の自分がそこにいるわけではありません。
 自分の経験や心の投影とでも言いましょうか。
 自分の鏡の様なものです。
 
 時に、その自分は、3歳だったり、10歳だったり、5歳だったりと変わります。
 
 大人の自分は、様々な姿の幼い頃の自分の影響を常に受けます。
 
 小さい頃に夢みていた「大きくなったらなりたいもの」に向かって、大人になっても小さい頃の自分に手を引っ張られて走り続ける人もいるでしょうし、
 隣りで手を握る、その頃の幼い自分に「今のままでいいの?」と尋ねられ、「生きていくのには夢ばかり見ていられないんだ」と答える人もいるでしょう。
 
 幼い自分が泣いてうずくまり、大人の自分を前に進ませないこともあると思います。
 泣いている自分は、
 母親に怒られて泣いている「あの時」の自分、
 恐ろしい経験をした「あの時」の自分、
 大きく傷ついた「あの時」の自分、
 ひとりぼっちだと感じた「あの時」の自分、
 「あの時」の自分が、ずっと自分を前に進ませない。
  
 大人の自分は子供の頃の自分を無視して生きては行けない。
 
 それでも、泣いている子供の自分に話しかけて、頭を撫でて、抱きしめてやれば、泣きやむかもしれません。
 自分では無い、誰かが泣いている子供の自分に気付いて、話しかけ、頭を撫でてくれることで、「あの時」の自分が泣きやんで、前に進めるようになる時もあるでしょう。
  
 
 前回掲載の記事の『幼き自分を抱きしめて』を最初に掲載した数年前、それを読んだある女性からメッセージをもらいました。
 その女性は、子供の頃に父親から性的な辱しめを受けていたそうです。
  
 その女性がメッセージで言うには、
 子供の自分(女性のこと)としても、してはいけないことをしていると思いながら、子供ながらに父親の孤独感などをすごく感じていて、
 母親(父親の妻)では満たされないでいる父親にとって、
 自分が心の拠り所で、自分が父親のことを受け止めなければいけない、自分が父親を拒絶することはしてはいけないと考えて、いつのまにかそうなっていたのだそうです。
 
 女性の父親は、彼女が中学校の時に自殺したそうです。
 父親は彼女にしていたことに罪悪感があったから死んでしまったんじゃないかと彼女は考え、
 女性は、父親がものすごく孤独で辛かった時に、彼女の言葉がさらに父を孤独に追いやったのじゃないかと思い、
 引きとめることが出来なかったことが、助けてあげること出来なかったがことが、今も、悔やみきれないのだそうです。
 
 私は、女性から、彼女を辱しめていた『当時の父親の心情を理解できますか?』と質問されました。
 
 私は、どんな理由があれ、幼児性愛を肯定する事は無いことを書き、さらに私なりの推測を書き、
 さらに、今も悔やみきれないと言う女性に対して一言を書きました。
 
 そして、女性から『』内の様なメッセージをもらいました。
 
『今日、お盆前の父のお墓参りに行って来ました。
安らかに眠っていてくださいと祈ってきました。
 
むらさんが、書いてくださった「供養」の意味、
そして、
後悔も含めて父を思い出すことは、父への供養になるのだということを、
ずっと心に留めて、これからも父への供養をしていきたいと思います。
 
父へのこと、たくさん書いてくださり、うれしかったです。』

 
 
 私の言葉が、メッセージの女性が連れている子供の時の彼女の頭を撫でてやる代わりになって、女性が前に進めるようになったのであれば、とても良かった事です。
 これからは、泣きやんだ自分と一緒に歩いて行くのです。
 ただ、もう片方の手には父親の手を握っているでしょう。
 今はいないお父さんの手も引いて歩いていけると思います。
  
 自分にひどい事をして死んでいった父親を完全に否定して生きていくのも、前進するためにそうするなら、私はそれで良いと思いますし、
 ひどい事をした過去は変わらなくても、彼女の様に、親の手を引いて歩いて行くのも生き方だと思います。
  
 そして、彼女は、
 
『私はきっと、ほんとに好きな相手とするってなった時に、いろんな疑問や葛藤があって、
行為ができるかどうかもわからなく、そのことを乗り越えられるかどうかもわかりませんが、
いつか乗り越えられたらいいなと思います。
 
その時までは、もうこのことは、鍵をかけて、ほおむっておきます。
 
むらさんの、そんな大人の男性ばかりではないという言葉、すごく勇気付けられました。』

 
 
 と書き、さらに、
 
 
『むらさん、数日間、私の話を聞いてくださり、またそれにつきあってくださって
メッセージの返信をくださって
ほんとにありがとうございました。
 
私の送ったメッセージに対して、むらさんのくださった返信で、
むらさんのやさしさや、洞察力に、とても救われました。
むらさんが言ってくださった言葉、宝物にします。
 
 
むらさんみたいな人は、なかなか、いません。
むらさんはなんでそんなになんでもわかるんですか?
ほんとにすごいです。

気持ちをわかってくださって、理解してくださったこと、ほんとにうれしかったです。
そして、父親のようにいてくださったこと、すごくうれしかったです。
 
 
でも、ずっといてくださるわけではないので・・・
これで最後にしないといけないと考えていたら、父が亡くなってもう会えなくなった時と同じ感情が蘇ってきて心がはりさけそうなんですが、、
 
むらさんみたいな人に出会えたらいいなと思います。
でも、むらさんは一人しかいないし、むらさんとまるっきり同じ人はいないから
それは無理かもですが・・・。』

 
 このように書いていました。
 
 読んで、どんな経験があろうと、父親の死を悲しく思っていただろう子供の気持ちが私には切なく思えました。
 
 私の様な男性と出会いたいと書いていますが、
 私としては、私自身はとてもおススメできる人物では無いです(苦笑)
  
 いつか、現在の彼女の手を引いてくれる最良な男性と出会ってくれればと、そう思っています。
 最良な男性に身を任せるだけで、葛藤や心の壁は気がつけば自分の後ろにあるはずです。
 
 
 人は、子供の頃の自分の経験から離れる事は出来ません。
 小さな癖から価値観や、性癖、行動パターンまで、記憶に無くても必ず影響を受けています。
 
 幼い頃の辛い経験を引きずって生きている人は多くいますよね。
 ただ、自分の経験や出会い次第で、泣いている「あの時」の自分を微笑ませることが出来るかもしれません。
 
 (終)
 
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[ 2012/08/03 10:00 ] ⇒心の傷が痛みを作る | TB(0) | CM(-)
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