『互いに過ごしてきた時間が違うから』 - 性行為のコミュニケーションの難しさ

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『互いに過ごしてきた時間が違うから』 - 性行為のコミュニケーションの難しさ

 世の中のいろんなことには、それを上手に行うためのテクニックがあります。
 それを教えてくれるハウツーがあります。
 
 セックスに関しても何かしらのテクニックがあり、そのハウツーもたくさんあります。
 
 コミュニケーションが上手に出来なければセックスのテクニックは効果は無い、と私は思っています。
 どんなテクニックもコミュニケーションが成立していなければ効果を発揮しません。
 
 
 さて、
 性行為には「イク」とも表現される、オーガズムという絶頂感があります。
 
 イクことが出来ない女性は多くいます。
 それでも気にしていない女性もいれば、イケないことに悩む女性もいます。
 
 イクには、大きく分けて、クリトリスでイクのと膣でイクのがあります。
 
 クリトリスでイケる女性は比較的に多いですが、
 クリトリスではイケても膣ではイケないとか、どちらでもイケないというように、
 膣でイケない女性はとても多くいます。
 
 セックスで、膣でイクことが出来ない女性の中には、身体はイッている反応を示しているのに、それに気づけないでいる人がいます。
 身体はイッていても、脳はそれがわからないという状態です。
 
 メガネをかけているのに「メガネはどこ?」と探している様なものです。
 
 人は認識しなければ、存在しても無いのと同じです。
 目の前にそれがあっても、脳がそれを「ある」としてくれないと見えないのです。
 冷たい物を触っても、脳が「冷たい」としてくれないと冷たくないのです。

 そもそもイクという知らなければ、身体にそれが起こっていても気づけない女性もいます。

 セックスでは、
 相手する男性が、膣でイケている事をうまく女性に伝えてあげれば、やがて女性のそれに気づくことが出来るようになって、膣イキの絶頂感を身体と脳で味わうことが出来る場合があります。

 「イケない」とか「性交痛がある」とか、様々なセックスの悩みがある女性と多く関わって来た私ですが、その中でも「膣イキが出来るようになりたい」という女性は特に多かったのです。
 
 数年前のことになりますが、
 九州から私に会い来た女性と関西出身の女性の事例を紹介したいと思います。
 上記したように、九州の女性も膣イキしているのだが気づけない状態。
 身体はイッているのですが、それに気づけないでいました。
 
 私は、女性の膣に自分の性器を挿入して動きながら、
「今、イキ始めた・・・わかるかな。今が頂点。ずーっと続いている」という風に、彼女の身体がイク反応を示すたびに説明します。
「まだ、なんとなくしかわらない」と彼女は答えます。
 
 何度も「またイキ始めた・・・昇っていく、ずーっと続く・・・」というような説明をします。
 
 やがて、彼女が「ああ・・・わかったかも・・・ああ、これ、これ、スゴイ。・・・今までと比べ物にならない・・・・そっか、頂点がわかったからだ・・・ああ」
 一度わかり始めると、一気に扉は開きます。
 そして、何度目かの大きな波で、突き抜けるような絶頂感と共に、彼女は大きなアエギをあげてイキました。
「さすがに今のはハッキリわかったね」と私が言うと、
「うん・・・わかった」と、彼女は言い、わあっと激しく泣き出しました。
 イケたということに感激して泣いたようです。

 イケないことで自分を女として欠陥品のように感じると言っていた彼女は、しばらく声を出して泣いていました。

 落ち着き泣きやんだ後、彼女は体力の限界を迎えるまで、何度も何度も膣イキし、
 九州へと帰っていきました。
 
 そして、彼女からメールをもらいました。
 以下、『』内が、その内容です。

『うろ覚えですが
逝きそうな時って、横隔膜が上がっていくようなかんじでした
肋骨から下がペタンコ
呼吸困難ってむらさんに指摘されたけど
たしかに息が吸い込めない

逆にいえば
呼吸方で逝きやすくなるのかなーなんて、思います。

あのね
ほんとに感謝します。
たぶんむらさんが思っている以上に
わたしのコンプレックスは大きい
今日は本当にうれしくて泣けた。
 
保健体育みたいなセックスをしてくれてありがとう(笑)
治療されてしまいましたね
たぶん、多少なりとも今のわたしはむらさんに依存しているので
イケたのかなと思ってます。
たぶん
声だしてましたよね…
最後のほうは自分で動いてたし
むらさんならきっと大丈夫と信じちゃっていたんだなあと
分析してみました。
 
また、会えたらいいです。』

 
 
 この九州の彼女の様に、コミュニケーションがとれて、気づかせる事がうまくいくこともあれば、
 同じ様に身体はイケていて脳が気付かないというパターンでも、それをうまく伝えられないで終わることもあります。
  
 東京の大学院に通っているという、その関西出身の女性は男性器を挿入されると、いつも膣の入り口が切れて出血していまい、性交痛があるということで、「性交痛が無いセックスをしてみたい」と頼まれていました。
 
 この彼女も膣でイクことが出来ないということで、、
 膣イキも出来ればしてみたいということでしたが、それはあくまでも「本来の目的の後で、ついでに出来たら」ということで私は会いました。
 
 その彼女の「挿入時に膣の入り口が切れる原因」は会う前から予測出来ていました。
 膣口と会陰の境の皮膚が膣口に少しかぶさる様な状態になっていて、
 そのかぶさった部分に男性器がこすれて、毎回切れているのだろうと私は考えました。
 
 女性に会った際に彼女の性器を見て、予想通りの原因だったので、姿勢の調整、挿入角度の調整など、それを回避するやり方をすることで「出血の無い、性交痛も無いセックス」は終始することができました。
 依頼はこれで完了です。
 
 膣イキに関しては、何度も何度も彼女の身体はイッている反応を示し、私は彼女にそれを伝えたのですが、ホテルの利用時間が終わるまで、彼女は膣イキにハッキリとは気づくことがありませんでした。

 「膣でイクのはもっとスゴイことだと思っていたのに、ボヤっとした感じだ」と彼女は感想を言い、ガッカリした様子でした。
 彼女の「性交痛の無いセックスの願い」はかなえたわけで、膣イキの反応についても私は何もウソはついていないのですが、
 彼女にしてみたら、『イッていないのに「イッている、イッている」と言う男だ』と私の事を思ったかもしれません。
 
 
 コミュニケーションをとっていくことは、セックスだけでなく、どんな瞬間でも難しいものですよね。
 人と関わっていくというのは、互いの意識や、過ごしてきた時間が違いますから、それをすり合わせていく難しさをいつも感じます。
 「一つのリンゴ」と言っても、そのリンゴの大きさ、色、形、味、思い出のイメージは、人それぞれみんな違うのですから、完全に共有することは出来ません。
 完全に共有できたら誤解や憎しみなんて生まれないのかもしれませんが、人はみんな違うからこそ、いろんなドラマが生まれてオモシロいのだと思います。
  
 (終)
   
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